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狭小地 2世帯 3階建ての注文住宅を檜四寸柱 在来 ツーバイフォー(2×4)工法の木造にこだわり 家づくりをしている東京 板橋の工務店のブログ
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最近、不景気の影響もあるかもしれませんが、相見積りをする方が増えてきました。
これは別に悪いことではないですし、1円でも安くというのは人間の心理だと思います。

しかし、この相見積り・・・実は危険な要素を含んでいるのです。

現に、相見積りが増えだしてきてから
「初めは安いと思ったけど最後には結局高くついた」
「値段は安かったけれど、工事の質が悪かった」
...などという話を聞きます。

「値段も安かったし工事も良かった」という声は残念ながらあまり聞きません。
これは何故でしょう?

例えば、車や電化製品などは、品質が一定で仕様も一律の為、単純に値段の比較ができるのです。
中身の細かい部品の値段など知らなくてもそう失敗することはありません。
ところが建築工事の場合は全く訳が違います。

水廻りのリフォームを考えたとします。
必要な工事を分類すると、現状を解体する工事、解体ごみを処分する費用、大工工事、設備配管工事、電気配管工事、クロス工事、美装工事などなど...です。
これだけの工事内容の見積りを4社も5社から集めても、果して一般の人が判るでしょうか?
もちろん合計金額はすぐ判ります。
あとはせいぜい定価のある設備機器ぐらいだと思いますが、これだけでどこの業者に決めようなんて正直無理です。
おそらく大半の人が最終的には合計金額で決められるでしょう。

これが間違いの始まりです。

当然、相見積りという時点で、各業者は合計金額をいかに下げるかに全精力を注ぎます。
有る業者は、外部の配管工事を見積りに含めないかもしれないし、別の業者は換気扇を入れないかもしれません。
又、床を直す工事も、表面の仕上げ材の値段だけ入れて、下地の材料費を入れないかもしれません。
ですから、合計金額だけ見て飛びつくのは非常に危険なのです。
新築の場合は、たいていの業者は仕様書を作成しますが、リフォームの場合はあまりそれがありませんので自分達である程度決め、床は下地材まで入れるとか、換気扇は2か所必要、洗面台は750m/m幅、メーカーは〇〇などを基に見積りを取ると、見積もり漏れが少なくなります。

今はこういう時代ですから、値段は安いけれど品質はお構いなしという業者も出てきています。
お客様自身も単に金額だけで判断するのではなく、しっかりした目を持つことが求められていると思います。
 
心無い悪徳業者にはくれぐれもご注意くださいね!!

                         エコ(地熱)住宅に取り組んでいます 渡辺
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外断熱 地熱利用 檜4寸の注文住宅はこちら→東京・板橋の【渡辺ハウジング】へ
狭小住宅 3階建て ツーバイフォーの家づくりはこちら→東京・板橋の【渡辺ハウジング】へ

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